別にカテゴライズしたいわけではないのですが、STYを走っていて感じたことがあるのでメモしておきたいと思います。

いわゆるトレイルランナー、山を走る人には3つくらい代表的な類型があると思っていまして、だいたい皆さんこれらの属性を持つ、ないし併せ持つんじゃないかな、と。 
トレイルランナー


その類型とは、①山好き(ドM属性)派、②トレラン(競技属性)派、③ラン(陸上属性)派、の3つです。ちょっと詳細書いてみたいと思います。


1. トレラン(競技属性)派

これは僕が属するカテゴリになりますが、競技×山が好き。山を走ることが好きなんですが、山を速く走ることがとっても好き

そして何より順位を上げることにモチベーションが湧きますし、ライバルに勝てるかどうか、など相対的な基準値に面白みを感じている属性です。そのために装備品も軽量化し、スピードトレーニングを積みます。

このタイプは順位やスピードを意識しておりますので、UTMFやSTYのようなロングトレイルで仮に体調不良になったり怪我をした場合、すなわち狙った順位に到達できない場合は、割りと容易にDNF(Do Not Finish、リタイア)することも多く、トップ選手なんかはこの属性の極みといえるでしょう。

体調不良の中無理をしてゴールを目指し、その後の数週間を無駄にするよりは、一旦ここはリタイアしてすぐにトレーニングを再開したいと思う、ある種合理的なタイプとも言えるかもしれません。とはいえ、ロードよりも山が好きなので、3.のラン派とは異なるタイプと言えます。

そのため、実は礼儀正しい人が多く(僕もね!)、このタイプは結構ちゃんと挨拶したり、ゴミを持ち帰ったりと意識も高い。少なくても僕の周辺のこのタイプの人は、巷で言われている「マナー違反」的な人はいない気がします(あくまで僕の身の回りですが)。

ダブ鯖のトレイルランナーの多くはこのタイプだと思います。


2. 山好き(ドM属性)派

この属性の見分け方はとても簡単で、大会当日に「今大会の目標はなんですか?」と質問してみること。この属性の方の多くは「完走」と回答してくる事が多い。簡単に言うと、タイムをあまり気にしない。(ちなみに上のトレラン(競技属性)派に同じ質問すると、目標タイムや順位が返ってきます。)

タイムを気にしたとしても、「前回までの自分」と比較して成長しているかどうか、という内面価値が非常に高く、温和で良い人が多い気がします。

山に関する知識(ないしウンチク)も豊富で、おすすめの山とか聞くとすぐに教えてくれますし、実際いろんな山に行ってます。

UTMFに出てる一般ランナーの多くは、実はこのタイプなのではないでしょうか。どんなに体調不良になっても、最後の最後まで完走を目指し、走り切る。這ってでもゴールする。究極のドM属性

僕が追い抜いたUTMFランナーは、ぶっちゃけ一緒に走っている僕でさえ「そんなにツライならもうヤメればいいのに」と思うことしばしば。胃は壊れ、足は怪我をし、30時間も風呂も入らず大して睡眠を取ることもできず・・・きっと僕だったらリタイアしています。

ダブ鯖メンバーで言うと杉山さんが該当しますね。


3. ラン(陸上属性)派

これは1.のトレラン属性と近そうでいて、全く違うタイプの山を走る人、です。上記2つのタイプとは根本的に異なっており、基本的には山に興味がなく、いわゆる「マラソン」のために山を活用するタイプのトレイルランナーです。

このタイプのトレイルランナーは見た目からして違います。まず履いている靴はトレランシューズではなく、ランニングシューズ。ウエアもランパンランシャツ、です。

ほぼハイドレーションなどは持っておらず、見た目からは山の香りが一切しません

東京近郊で言うと、高尾山・飯能宮沢湖周辺・鎌倉など、いわゆる「走れるトレイル」に出没することが多く、急勾配な「走れないトレイル」にはあまり興味がなさそうな気がします。

かなりのスピードで疾走していくため、たまに危ないシーンがあったりもします。

トレイルランの大会にもそこまで積極的に出場せず、出たとしても30kmくらいまで。UTMFとかには間違っても出ないタイプです。


まとめ

今回レースに参加して本当に感じたのは、2.山好き派の人たちは本当にすごいな、ということ。競技志向の強い僕にはまだまだ理解できないことが多く、ただただその我慢強さに感心しておりました。個人的には1.と2.の混合タイプを目指していきたいですねぇ。